別府市長選、戦後初の無投票再選・長野氏が抱負 新図書館推進、若者を支援
14日告示された別府市長選で、無投票で再選を決めた長野恭紘氏(43)は同日夜、同市石垣東のホテルで当選報告会を行い、大勢の支持者とともに万歳三唱。「『別府は一つ』との思いが実を結んだ。それを強く望んだ市民の勝利で、皆様におめでとうと言いたい」とあいさつした。
長野氏は昨年11月に立候補を表明。自民、公明両党の県組織、前回(2015年)は対立候補を支援した連合大分などから推薦を受けて盤石の態勢を固め、地震被害からの復興や観光振興など4年の実績をアピールした。
無投票当選が決まった午後5時過ぎ、同市御幸の事務所で陣営幹部と喜びを分かち合い、ホテルで当選報告会を実施。長野氏は報道陣に、2期目について「総合戦略をブラッシュアップし、新図書館構想を確実に形にする。新しい発想でビジネスや町づくりをしたい若者を支援していきたい」と力を込めた。
=2019/04/16付 西日本新聞朝刊=