「ノート」が日本カー・オブ・ザ・イヤー 日産10年ぶり
自動車評論家などで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は10日、最優秀賞にあたる「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」に日産自動車の小型ハイブリッド車(HV)「ノート」など4車種を選んだ。エンジンで発電し、モーターだけで走る独自のHV技術「eパワー」によるモーター走行などが評価につながった。
日産が最優秀賞を受賞したのは11年の電気自動車(EV)「リーフ」以来、10年ぶり。20年12月に発売した新型ノートは8年ぶりの全面改良だった。202万円から購入でき、HVながらEVのような特徴的な走行性能を体感できる。21年8月発売の上級モデル「ノート オーラ」では、国産の小型車では珍しい高級感のあるシートや内装を採用した。
スポーツ車タイプと多目的スポーツ車(SUV)タイプの2モデルも設定した。同実行委員会は「従来のコンパクトカーの概念を大きく変えた」と講評した。