バド桃田、世界ランキング2位に陥落 3年以上トップ維持
世界バドミントン連盟(BWF)は30日付最新世界ランキングを発表し、男子シングルスで桃田賢斗(NTT東日本)が3年以上、121週維持した1位から陥落して2位に下がった。前週のインドネシア・オープンを制した東京五輪金メダリストのビクトル・アクセルセン(デンマーク)が入れ替わりで1位に返り咲いた。
桃田は2018年9月27日付でシングルス、ダブルスを通じて日本男子初の世界1位に就いた。19年に史上最多の国際大会年間11勝。世界トップを堅持したが、昨年1月にマレーシアで交通事故に巻き込まれて大けがを負った。新型コロナウイルス禍もあり、国際舞台復帰は今年3月の全英オープンで、金メダルが期待された東京五輪は1次リーグで敗退した。
世界ランキングは国際大会で獲得したポイントのうち、高い方から10大会分の合計で決定し、毎週更新される。〔共同〕