鉄人の団らん 鈴見健夫
1977年ごろ、当時勤務していた旭硝子(現AGC)の上司に「銀座に安くてうまい和食店がある」と連れていかれたのが「銀座ろくさん亭」だ。店の主人は当時40代の道場六三郎さん。テレビ番組「料理の鉄人」が始まるのは93年だからまだ有名ではなかったが、料理の味は確かだった。それから店に通うようになり、親しくさせて頂くようになった。
ある時、私の古い友人の近畿日本鉄道の幹部から奈良の世界遺産、春日山原始林...
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