震災1年に追悼式 政府主催、国立劇場で
政府は20日の閣議で、東日本大震災から1年となる3月11日に追悼式を国立劇場(東京・千代田)で開催すると決定した。実行委員長は野田佳彦首相が務め、天皇、皇后両陛下や衆参両院議長らが出席する。遺族の代表者を含め出席者は1500人規模となる予定。政府主催で自然災害の追悼式を開くのは初めて。阪神大震災の追悼式の主催は自治体だった。
各国の駐日大使など外国人約150人も招く。被災県の知事らは地元で開く自治体主催の追悼式に出席する見通しだ。政府は20日、内閣府に「東日本大震災一周年追悼式準備室」を設置した。