三笠宮妃百合子さま、心不全を併発 容体は安定
宮内庁は28日、肺炎と診断され聖路加国際病院(東京・中央)に入院中の三笠宮妃百合子さまについて、心不全と診断されたと発表した。容体は安定しており会話や食事も通常通り可能という。当初1週間としていた入院措置は2~3週間に延長する。肺炎について実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果は陰性だったという。
同庁によると、心臓のポンプ機能が弱まり、胸水などの水分が体内にたまった状態という。投薬治療で水分を取り除き、リハビリを経て退院される予定。
百合子さまは1999年5月に心臓ペースメーカーを埋め込み、以後5~6年に1回程度、ペースメーカーの交換手術に臨まれている。2000年には狭心症と不整脈の治療を受けられた。