JT、「わかば」「エコー」など3銘柄終了へ
日本たばこ産業(JT)は24日、「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」の3銘柄を10月以降、在庫がなくなった段階で販売を終了すると発表した。「旧3級品」と呼ばれる銘柄の軽減税率が9月末に撤廃されることから、大幅な値上げが避けられず、販売の継続は難しいと判断した。
3銘柄の発売年はゴールデンバットが1906年、わかばが66年、エコーが68年。通常の紙巻きたばこより税率が低いため、手ごろな価格のたばことして長く、喫煙者に親しまれてきた。
今後は紙巻きより税率が低い葉巻タイプの商品にブランドを引き継ぐ。「わかば・シガー」(20本入り、360円)、「エコー・シガー」(同、350円)の2種類で、9月中旬に発売する。
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