企業も「aibo」、ソニーマーケが法人プラン
ソニーマーケティングは20日、犬型家庭用ロボット「aibo」の企業向けプランを始めたと発表した。あらかじめアイボにIDを設定して受け取り後すぐに使えるようにする。従来のクレジットカード決済に加えて、銀行振り込みと後払いにも応じる。オフィス受付や医療機関、介護施設などに導入してもらう。
税別19万8000円のアイボ本体に加えて、クラウドサービス利用に必要な3年分のベーシックプラン(同9万円)、不具合や故障の対応を支援する3年分のケアサポート(同5万4000円)をセットで提供する。個人向けと同じように、本体をカスタマイズしない。
出荷前にアイボ本体にIDを設定し、簡単に利用できるほか、企業向けで要望が多かった銀行振り込み、後払い決済を可能にした。電話でも受け付ける。アイボは発売半年で累計出荷台数が2万台を超えて、9月に米国販売も始めた。企業が購入しやすいプランをそろえて需要を取り込む。
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