ゼンリン、自由研究向け地図キット 親子で町の特徴記入
親子で町を再発見しよう――。ゼンリンは夏休みの自由研究向けに白地図を使う商品「地図作りで発見!まちたんけんキット」(1080円)を発売した。自分の住む町や帰省・旅行先など全国どこでも1000分の1相当の縮尺で白地図を印刷し、画板に張って交通標識や店などを記入。町の特徴や通学路の安全性をチェックできる。
地図データを使った生活雑貨として、社内のビジネスコンテストで最終選考に残ったアイデアを製品にした。主に小学3~6年生向けで段ボールの組み立て式画板、シール、説明書などがセットになっている。
同封のIDとパスワードで専用サイトからA4サイズ4枚分の白地図をパソコンなどにダウンロードし、自宅のプリンターやコンビニエンスストアのコピー機などで印刷。公衆電話や避難場所が分かる防災マップ、花や虫を調べた生き物地図、商店街や病院をまとめた町案内などを親子で歩きながら作る。
「町探検」は小学2~3年生で学ぶ学校が多いという。大型スーパーや雑貨専門店で数千セットの販売を見込む。同社は20日から同商品で作った地図を募るコンクールも開催する。
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