丸井今井札幌本店、8月に南館撤退 ジュンク堂は存続
札幌丸井三越は18日、8月26日に丸井今井札幌本店南館の営業を終了すると発表した。インテリア関連の売り場は同一条館に集約する。南館の主力テナント「ジュンク堂書店」は運営会社の丸善ジュンク堂書店が建物所有者と賃貸契約を結び直し、南館の地下2階から4階での営業を続ける。
札幌丸井三越は物件所有者の高桑ビル(札幌市)との賃貸借契約が10月に満了することを受け、南館の営業を8月中に終了する。
家具・インテリア売り場を一条館に移転しリビングやダイニング関連商品の売り場と統合するほか、仏壇・神仏具などは着物や和雑貨と合わせて日本文化に関わる売り場としてまとめる。
北海道日本ハムファイターズや北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルショップを移す一条館の9階に、新たにプロバスケットのレバンガ北海道のショップも開店。道内のプロスポーツ関連の品ぞろえを強化する。
札幌丸井三越は経営資源を集約して管理コストを抑え、顧客の買い回りのしやすさなど利便性向上につなげる。
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