空港鉄道、トライアル開始 インドネシア
■レールリンク(インドネシアの政府系鉄道会社) 26日、スカルノ・ハッタ国際空港とジャカルタ市内を55分で結ぶ鉄道の一般向け試験運転を始めた。本格運転は2018年1月の見通し。道路の混雑を緩和できるとしている。
試験期間の1月1日までは通常料金より7割安い3万ルピア(約250円)で利用できる。インドネシアは空港インフラの整備を急いでおり、16年にはスカルノ・ハッタ新第3ターミナルを開業した。移動手段が増えることへの期待は高い一方、移動時間や料金について「車とさほど変わらない」と利便性を疑問視する声もある。(ジャカルタ=鈴木亘)
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