地元の分身 八郷隆弘
生まれ育った相模原市に分身のような存在がいる。「アユ川」といわれる相模川にほど近い清新中学校。その3年生の教室で出会った相模運輸(同市)の吉田修一社長だ。互いに「俺の方ができる」と思いながら、文武両道を掲げる神奈川県立相模原高校を目指し、共に入学。自分は理系でサッカー部、彼は文系でバレーボール部。教室も部活も違うが、なぜか一緒にいた。
彼のオヤジさんの仕事の手伝いで、夏は蚊に刺されながら林の木に...
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