高校の冬山登山半減
事故後の部活動 安全対策苦悩映す
栃木県那須町で登山講習中の高校生ら8人が雪崩で死亡した昨年3月の事故後、部活動で冬山登山に取り組む高校が半減したことが26日までに、共同通信が1~2月に実施した都道府県教育委員会への全国調査で分かった。
事故の再発防止を念頭に置いた対応とみられるが、危険回避のための技術や経験の伝承は必要として、冬山登山を容認する意見も根強い。調査結果からは事故の教訓を生かしつつ、安全対策を模索する現場の苦悩が浮...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り562文字