ラグビーの19年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は26日、都内で大会公式マスコット「レンジー」を発表した。

 歌舞伎舞踊の連獅子をイメージした親子2体で構成され、白い髪が親の「レン」、赤い髪が子どもの「ジー」。顔がラグビーボールの形になっている。ラグビーW杯で公式マスコットを採用したのは99年大会以来。実績のあるデザイナーや制作チームなど計10組からデザインを募集し、50作品の中からワールドラグビーや組織委理事会などで決定した。

 組織委の嶋津昭事務総長は「2年間コンセプトを考えて育てあげた。日本らしいマスコットが登場することで、日本大会の意味や意義を世界の方々に理解してもらえると思う」。ドリームサポーターの室伏広治氏は「かわいらしく愛くるしい。ラグビーW杯の次は20年東京五輪・パラリンピックもあり日本が注目される。多くの人にラグビー始めスポーツの素晴らしさを伝えていきたい」と話した。