Snow Man渡辺翔太(30)とSixTONES森本慎太郎(25)が29日、都内で行われた舞台「ドリームボーイズ」(9月9日初日、東京・帝国劇場)の制作発表会見に出席した。04年の初演から20年目、メインキャストが一新され、渡辺が主演、ライバルの「チャンプ」役を森本が務める。ともに演出の堂本光一(44)からオファーを受けたが、1度は断っていたことを明かした。

渡辺は「実は1度、お断りさせていただいて。変な意味ではなく、ジャニーズの歴史のある舞台ですし、帝国劇場ってみんなが憧れるステージで、『僕でいいのかな』という不安感がありました」と振り返った。「最初は『僕じゃないんじゃないですか』『なにわ男子とか、どうですか』って話しもさせていただいて…」と告白。後輩グループの名前も挙げたという。

それでも光一からは「他も見てみたけど、渡辺がいいんだ」と再度伝えられたという。「光一さんがもう1回アプローチしてくださったことに心を打たれました。あと、メンバーの目黒蓮も、『渡辺ならできるよ、やってみたら』って言ってくれて。決心しました」と説明した。

森本も「実は私も、1回お断りしていまして。帝国劇場に立つには経験不足、実力不足だと思ったので。」と明かした。「偶然にも、僕も『なにわ男子の藤原丈一郎がいいんじゃないか』って推薦していたんですけど…」と打ち明け、笑いを誘った。「それでも、もう1回『森本と渡辺がいい』って光一さんにアプローチしていただいて。メンバーからも『しょっぴーと森本のドリボ見たい』と言われて。立つことになりました」と明かした。

光一は「2人とも『滝沢歌舞伎』や『少年たち』で舞台経験はあるんですけど、面談したとき、本人たち的にはちょっと弱気な部分があったんですよ。それは僕としては意外でした」と振り返った。「でも、だからこそ今回『ドリームボーイズ』に出ることで、舞台やミュージカルを好きになってもらいたいと思いましたし、本人たちの自信になればいいと思っていますし、そうなってもらえるよう僕も努力します」とコメントしている。