フリーアナウンサー赤江珠緒(48)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「たまむすび」(月~木曜午後1時)が今月いっぱいで終了することから、同時間帯放送のライバル局、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)が20日、生放送でコラボレーションする異例の企画が実施された。

この日、東京・赤坂のTBSラジオと東京・浜松町の文化放送のスタジオをつなげて双方で一時的に同じ音声が放送された。両番組の冒頭、午後1時5分ごろにTBSラジオと文化放送がリアルタイムでつながる珍しい企画が実現した。

普段はライバルの大竹まこと(73)が、赤坂のTBSラジオのスタジオにサプライズで“乱入”。赤江アナとカンニング竹山を驚かせた。

大竹は「長い間、お疲れさまでした。10年間ご苦労さまでした。表と裏の関係でなかなかお会いする機会もありませんでしたが、今日は赤江に手紙を書いてきました。先日ゴールデンラジオが4000回を迎えたときは、お花をありがとうございました! 赤江さんが辞めると聞き、この番組に来てしまいました。あなたとはこの何十年で1回か2回しか会っていませんが昔から友のような気がしてなりません。あなたはラジオの宝です。いつかまたラジオをやりましょう」とねぎらった。

赤江アナは「まことさん、なんちゅうことをするんですか。いかんです。うれしいよ。最高。会ったのは2回ぐらいですが、友情という言葉をいただいた。ずっと先を行っている大竹さんですのでうれしいです」と感激した様子だった。

TBSラジオ「たまむずび」は27日の週で番組10年の歴史に幕を下ろす。文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」と「たまむすび」は2015年(平27)12月の「FM放送」スタートの際、東京スカイツリーから合同生放送を展開した経緯もある。