オリックスの投打の新外国人が10日、宮崎キャンプに合流した。さっそく室内練習場でチームメートに交じって体を動かした。

練習前には球場で会見に臨んだ。新4番候補のフランク・シュウィンデル内野手(30=カブス)は「打点を稼ぐ打撃を見てほしい。カブスでチームメートだった鈴木誠也の野球に対する姿勢を見て感銘を受けた。連続日本一に貢献できるプレーをしたい」とアピールした。

愛称は「フランク・ザ・タンク」。タンクは戦車という意味。中日ダヤン・ビシエド内野手(33)と同じ愛称で、同様の力強い打撃を期待される。

またジャレル・コットン投手(31=ジャイアンツ)は「得意な球はチェンジアップ。早く日本の文化に慣れて、細かい野球の部分にも慣れていきたい」と意気込みを語った。愛称はコットン・キャンディ(わたあめ)。「なんと呼んでもらうかはこれから相談するよ」と笑顔だった。

2人はそろって「チームメートとクラブハウスで仲良くなれるタイプ」とPRした。明るいキャラクターが新風を吹き込みそうだ。