ロッテ井口資仁監督(47)が17日、ZOZOマリンでの練習後に報道陣に対応し、荻野貴司外野手(36)の現状にも言及した。

プロ12年目の昨季は全143試合に1番打者として出場し、リーグ最多安打と盗塁王のタイトルを獲得する活躍を見せた。

シーズン後には疲労の蓄積も明かしており、春季キャンプでもB組に参加。初日からノックなどで体を動かしつつ、ゆっくりと体を作ってきた。現在は2軍教育リーグで試合にも出場。井口監督は開幕1軍について「ギリギリのラインですかね」と口にする。この日の午前中にはロッテ浦和球場を訪れ、状態を確かめたことを明かした。

1軍オープン戦では高部瑛斗外野手(24)が12球団で打率トップ(17日現在)の活躍を見せるなど、若手が猛アピールを続ける。荻野については「2軍でしっかり調整して、ですね」とオープン戦合流ではなく、19日に開幕するイースタン・リーグの試合で調整させることを示唆。今季は中断期間もなく、万全の状態での1軍合流をイメージしているようだ。【金子真仁】