Gigaom:実験的に「マルチカメラアングル」がYouTubeに加わります。

YouTubeが4つのカメラアングルを楽しめるライブ映像を公開しました。音声を再生し続けている間、ユーザーは見たいアングルを切り替えられます。

動画はMadilyn Baileyさんのライブですが、6分弱と短いものですが、YouTube Space L.A.(ロサンゼルスのYouTubeスペース)で録音されたものです。150215youtube_angles_2.jpg

(動画上でカメラアングルを選択して、視聴できる)

実験版は現在、デスクトップブラウザでYouTubeにアクセスしているユーザーのみ使用可能です(視聴はできるようですが、いくつかの理由により、現時点で利用は米国内に限られています)。私の推測ですが、おそらくカメラアングルを切り替える技術の問題というよりも、このインスタンスで使用されている音楽の問題ではないかと思います。

しかし、YouTubeはすでに同様の実験を行うために、ボランティアをミュージシャンたちにお願いをしているようです。

YouTubeのマルチカメラアングル再生は、サイト上で動画再生にHTML5を使用することによって可能になりました。最近のYouTubeによると、HTML5はいまや、ウェブ上でのビデオ再生の初期設定になっていて、過去の遺物であるFlash Playerは古いブラウザ用の代替物として、横に追いやられている状態です。

YouTube experiments with multiple camera angles for performances | Gigaom

Janko Roettgers(原文/訳:Conyac