ネーミングライツの導入で4月1日から名称が「ニデック京都タワー」となる京都タワー(19日午前9時50分、京都市下京区)

ネーミングライツの導入で4月1日から名称が「ニデック京都タワー」となる京都タワー(19日午前9時50分、京都市下京区)

移植医療のシンボルカラーの緑色にライトアップされた京都タワー(2016年10月23日、京都市下京区)

移植医療のシンボルカラーの緑色にライトアップされた京都タワー(2016年10月23日、京都市下京区)

 モーター大手のニデック(京都市南区)が京都タワー(下京区)のネーミングライツ(命名権)を取得することが19日、分かった。京都タワーの名称は4月1日から「ニデック京都タワー」に変わる。今年で開業60年を迎える京都のシンボルに初めて企業名が付く。

 京都タワーをグループで所有している京阪ホールディングス(大阪市)とニデックが契約した。期間は2029年3月末までの5年間となる見通し。契約金額は明らかにしていない。

 ニデックは23年3月期の連結売上高が2兆2428億円と京都企業でトップだった。同年4月に社名を日本電産からニデックに改称したことから、知名度や認知度をさらに高める狙いがあるとみられる。

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