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 神戸市は、「ノエビアスタジアム神戸」(兵庫区御崎町1、正式名称=御崎公園球技場、愛称=神戸ウイングスタジアム)のネーミングライツ(命名権)契約を3年間延長することで、化粧品製造販売のノエビア(本社・中央区)などと合意したと発表した。

 2013年から3年単位で契約しており、更新は3回目。新たな契約期間は3月1日から25年2月末までで、通算12年となる。

 命名権は、企業が使用料を払って社名や商品名などを公有施設の名称に冠し、自治体側は施設の維持管理費などを得る行政手法。同スタジアムでは07年から導入されている。

 同スタジアムは現在、サッカーJリーグのヴィッセル神戸や、女子サッカーWEリーグのINAC神戸、ラグビー「リーグワン」のコベルコ神戸スティーラーズ(旧神戸製鋼)が本拠地を置く。

 ヴィッセルの運営会社「楽天ヴィッセル神戸」が管理運営を担っており、市とノエビアとの3者で契約更新に合意した。年間の契約料は6200万円(税別)で、市と楽天ヴィッセル神戸が半分ずつ受け取る。市は施設の改修や更新、魅力向上のために活用するとしている。(初鹿野俊)

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