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横浜のロープウエー着工へ 市が事業者と協定締結

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年12月6日(金) 19:54

高さ25メートルの視点から見た「ヨコハマ・エア・キャビン」の完成予想図(横浜市提供)
高さ25メートルの視点から見た「ヨコハマ・エア・キャビン」の完成予想図(横浜市提供)

 横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区とJR桜木町駅前を空中で結ぶロープウエー整備計画で、横浜市は6日、事業者の泉陽興業(大阪市)と事業実施協定を締結したと発表した。2020年1月から本格的に工事が始まり、同年度末の開業を目指す。

 ロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」(仮称)は新港ふ頭の運河パークと桜木町駅前を結ぶ全長約630メートル。海上の遊歩道「汽車道」の南側に沿って支柱を地上に2基、海上に3基それぞれ建て、両サイドに駅舎を設ける。料金や営業時間は未定。事業費は約60億円を見込んでいる。

 市は、新港地区に今年10月末に開業した新港ふ頭客船ターミナルや周辺施設との連携によるにぎわいの創出などを期待している。

 同社によると、都市部で平地を結ぶロープウエーは国内初となる。担当者は「観光集客施設が立地し、開発が進んでいるMM21地区へのアクセスをより良くしたい」と意気込んでいる。

 
 

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