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【図解・経済】1世帯当たりの実質消費支出

1世帯当たりの実質消費支出

5月の消費支出、16.2%減=落ち込み幅、過去最大―外出自粛、旅行・外食が激減

※記事などの内容は2020年7月7日掲載時のものです

 総務省が7日発表した5月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は25万2017円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比16.2%減少した。比較可能な2001年1月以降で、過去最大の落ち込みを記録した4月(11.1%減)を上回る減少幅。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続き、旅行・レジャーや外食などの支出が冷え込んだ。
 マイナスは8カ月連続。緊急事態宣言の全面解除が5月25日までずれ込んだほか、改元に伴う10連休で旅行・レジャー需要が盛り上がった前年の反動も響いた。宿泊料やパック旅行費、遊園地入場・乗り物代の減少幅はいずれも9割を超えた。飲食店の営業時間短縮もあり、飲酒代は88.4%減、食事代も55.8%減に落ち込んだ。在宅勤務など外出機会の減少で、背広服は64.7%減った。 
 一方、自宅で過ごす「巣ごもり消費」は増加。生鮮肉が23.4%増、チーズが30.1%増となり、電子レンジも41.4%増と大きく伸びた。「家飲み」の広がりでチューハイ・カクテルは52.6%増えた。

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