米戦艦「最後の生存者」死去 真珠湾攻撃で沈没のアリゾナ

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真珠湾攻撃で沈没した米戦艦アリゾナの「最後の生存者」だったルー・コンター氏(NPOパシフィック・ヒストリック・パークス提供・時事)

真珠湾攻撃で沈没した米戦艦アリゾナの「最後の生存者」だったルー・コンター氏(NPOパシフィック・ヒストリック・パークス提供・時事)

 【ワシントン時事】太平洋戦争の発端となった旧日本軍による米ハワイの真珠湾攻撃で、沈没した戦艦アリゾナの「最後の生存者」となっていた元乗組員ルー・コンター氏が1日、西部カリフォルニア州の自宅で死去した。102歳だった。NPOパシフィック・ヒストリック・パークスが発表した。

【写真】戦艦ミズーリから臨む戦艦アリゾナ記念館

 コンター氏は当時20歳。真珠湾攻撃でアリゾナの乗組員1177人が死亡し、生き残ったのは335人だった。現在は沈没した戦艦の上に追悼施設が設けられている。

 大戦後は情報将校として活動。アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン各大統領の軍事顧問も務めた。

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