厳しい日差しの下を歩く人たち=6日午前10時15分、金沢駅前

 金沢地方気象台によると、6日午後2時18分ごろ、金沢で38・5度を記録した。金沢では1882年9月の統計開始以来、120年前の1902年9月8日と並んで観測史上最高気温となる。

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 大型で強い台風11号の接近に伴い、6日の石川県内は南から暖かい風が山越えの熱風となって吹き付けるフェーン現象で、気温が体温並みに上昇している。

 気象台によると、金沢で過去に38度台を記録したのは、通年でも1902年9月8日(38・5度)、1985年9月1日(38・0度)の2日のみ。9月としては、2020年9月3日に輪島で38・6度、羽咋で38・1度を観測した例がある。

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