Wijnaldum-netherlands(C)Getty Images

7年ぶり主要大会復帰のオランダ、ウクライナとの激闘制して白星発進!ワイナルドゥム弾など3発/EURO2020グループC

EURO(ユーロ)2020・グループCは13日に開幕節が行われた。

2014年ブラジル・ワールドカップ以来、国際主要大会に戻ってきたオランダ代表は、ウクライナ代表と対戦した。3バックを採用し、主将ワイナルドゥムやデ・ヨング、デパイらが先発している。一方シェフチェンコ監督率いるウクライナは、ジンチェンコやマリノフスキーらがスタートからピッチに立った。

オランダは開始2分、デパイが自陣からドリブルでの独走で惜しいシュートを放つ。一方のウクライナも4分にヤルモレンコがチャンスを作る。6分、7分には今度はオランダが決定機を迎えるなど、立ち上がりから激しい攻防が続く。すると12分、ウクライナにアクシデント。負傷したズブコフがプレー続行不可能となり、マルロスを投入した。

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その後はオランダがボールを握り、ブロックを構えるウクライナが速攻を狙う展開に。オランダは26分に決定機を迎えたが、ウクライナGKブスチャンが好対応で防ぐ。一方その直後にはヤルモレンコがボックス内に侵入したが、ファン・アーンホルトが見事なタックルでシュートまで持ち込ませず。39分のワイナルドゥムのボレーもGKが防ぎ、直後にフリーのダンフリースもヘッドを枠に飛ばせず。互いに決定機を迎えながらもゴールは奪えないまま、スコアレスで折り返す。

拮抗した展開が続いていたが、52分に試合が動く。右サイドを突破してクロスを送ると、GKが前へと弾く。これを走りこんできたワイナルドゥムがダイレクトで豪快に沈めた。主将の一発で、オランダが先制に成功する。

波に乗るオランダは58分に追加点。ボックス内へのスルーパスはカットされたが、相手DFがかわそうとしたボールをヴェフホルストがダイレクトでシュートし、ネットを揺らした。ホームの大歓声を受けるオランダが、6分で2点を奪う。

苦しくなったウクライナは、64分に途中出場のマルロスを下げてシャパレンコを投入。すると75分に反撃。右サイドからワンツーでカットインしたヤルモレンコが、得意の角度から美しい軌道を描いた見事なミドルシュートを叩き込んだ。主将が反撃ののろしを上げる。そして79分、ついに同点に追いつく。マリノフスキーのFKにヤレムチュクが頭で合わせ、試合は振出しに戻った。

それでも85分、オランダが再び勝ち越しに成功。アケのクロスに飛び込んだダンフリースがヘッドを流し込んだ。一進一退の攻防が続く中、一歩前に出る。さらに直後に2選手を入れ替え、リードを守りに行く。

ウクライナは最後までゴールを目指したが、一歩及ばず。初戦から激しい一戦となったが、オランダが3-2で白星スタートを飾っている。

グループCもう1試合は、オーストリアが北マケドニアに3-1と勝利。レイナーのゴールで先制すると、28分にパンデフに同点弾を奪われたものの、78分にアラバのアシストからグレゴリッチュが勝ち越し弾。終了間際にはアルナウトヴィッチがダメ押しゴールを奪い、初戦を勝利で飾っている。

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