【J1名古屋】長谷川健太監督「優勝しか見ていない」 ”オリ10”鹿島との今季開幕戦、若手選手の活躍に期待
2024年2月22日 20時37分
名古屋グランパスが２３日、鹿島との開幕戦に臨む。長谷川健太監督（５８）はタイトル常連クラブの力強さが戻ってきていると相手を警戒した。チームは２２日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開で調整した。
スタッフと語り合う長谷川監督（左）
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３２回目となる開幕戦は、昨季の３０周年記念マッチと同じくＪリーグ発足時からある「オリジナル１０」同士の顔合わせ。長谷川監督は「優勝しか見ていない。皆さんと分かち合えたら」と意気込むも鹿島の伝統的な強さは十分に承知している。
「いい時代の鹿島、圧をかけてという形を復活させようとやっているという話は聞いている。例年にまして、非常にアグレッシブな戦いをしてくると思っている」
鹿島は今季からポポビッチ監督を迎えたが、激しく戦う伝統的なスタイルは変わらないと分析。ＭＦ柴崎やＦＷ鈴木の出場こそ不透明だが、日本代表ＭＦ佐野や正確なキックが持ち味のＭＦ樋口ら脅威となる選手は多い。
ウオーミングアップするグランパスの選手たち
一方、グランパスの鍵になるのは、最終ラインにそろう若手選手の奮闘だ。プレシーズンで河面、河昌来（ハ・チャンレ）の両ＤＦが負傷。「若い選手が自信を持ってやれるかどうかにかかっている」。ともに２０００年生まれの井上、三国の新加入組の先発が見込まれる。
開幕戦へ向け、攻撃面は「機能している」と手応えを語った。特に新人ＭＦ倍井（ますい）については「メンバー入りする」と明言。新時代を担う若手の活躍に期待がかかる。
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