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本塁打王が同時に3人、2リーグ制以降初 ソフトバンク・近藤健介は2冠【パ・リーグ】

2023年10月10日 21時03分

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◇10日 楽天0―5ロッテ(楽天モバイルパーク宮城)
 パ・リーグは10日、レギュラーシーズンの全日程が終了し、本塁打王に、26本で並んだロッテのグレゴリー・ポランコ外野手、楽天の浅村栄斗内野手、ソフトバンクの近藤健介外野手の3人が輝いた。

(左から)楽天・浅村、ロッテ・ポランコ、ソフトバンク・近藤

 同一リーグで3人が同時に最多本塁打のタイトルを獲得するのは1950年に2リーグ制になってからは初。1リーグ制だった戦前には、1936年秋(大阪・藤村富美男、阪急・山下実、名古屋金鯱・古谷倉之助)、1943年(岩本章、加藤正二、古川清蔵=いずれも名古屋)と2度、3人が本塁打王になった。
 外国人が最多本塁打のタイトルを手にしたのはDeNAのネフタリ・ソトが2019年に獲得して以来、4年ぶり。ポランコ、近藤の本塁打王は初めてで、浅村は2020年以来、3年ぶり2度目。
 この日行われた楽天―ロッテ戦はパ・リーグの今季最終戦で、ポランコ、浅村に一発のチャンスがあったが、いずれも本塁打は出なかった。
 首位打者は打率3割7厘だったオリックスの頓宮裕真捕手が初めて輝いた。打点王は87打点をマークしたソフトバンクの近藤でこちらも初めての獲得となり、最多本塁打のタイトルと合わせて2冠王になった。

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