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“嵐・相葉効果”荻野貴司が逆転3ラン 試合前にはキャッチボール「会話は…。ボールで」【ロッテ】

2023年9月12日 22時18分

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◇12日 ロッテ5―3楽天(ZOZOマリン)
 これは”相葉効果”かも。ロッテの荻野貴司外野手が敗色ムードを一掃する劇的な今季1号逆転3ランを放った。

7回、逆転の左越え3ランを放ち山口航輝(左後方)とタッチを交わすロッテ・荻野貴司

 「甘い球が来れば、初球からどんどんいこうと思っていた。ギリギリですけど、入ってくれて良かった」。1―3の7回2死一、二塁の場面で楽天の先発・則本が初球に投じたフォークをすくい上げ、左翼席に打球をたたき込んだ。これでチームの連敗を4で止め、2位の座を死守した。
 試合前にはテレビ番組のPRを兼ねて行われたアイドルグループ「嵐」の相葉雅紀のサプライズ始球式が行われ、捕手役を務めた。実は長男が嵐の大ファン。今季はヒーロー戦隊もののテーマ曲を登場曲にしているが、昨年までは相葉のソロ曲を含め、長男がチョイスした嵐の楽曲を各打席で使用していた。
 「プライベートでは付き合いはないですが、試合前にキャッチボールをさせてもらった。相葉さんのいい運をもらえたのではないかと思う」と感謝感激。荻野ははにかみ屋で知られ、始球式後についても「(相葉に)ボールを渡して『ありがとうございます』という感じでした」と振り返り、キャッチボールの際も「会話は…。ボールでしました」と苦笑いした。
 結果的にこの日は3安打と活躍した。1試合3安打以上のいわゆる猛打賞は4安打した8月20日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)以来、今季2度目。今季はシーズン途中に2度も故障で離脱したが、大事なシーズン終盤でベテランの底力を見せつけた。

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