岐阜羽島駅の顔・巨大木像がなくなる!? 「円空」伝承で設置、20年経過で老朽化
2023年8月28日 19時30分 (8月29日 11時32分更新)
東海道新幹線岐阜羽島駅前に置かれている羽島市ゆかりの僧侶、円空の木製モニュメントについて、老朽化が進んでいるとして市が撤去する方針を固めた。関連費用792万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を、来月1日開会の市議会9月定例会に提出する。
江戸時代初期に羽島で生まれたとされる円空は、生涯で12万体もの木彫りの仏像を彫ったと伝えられ、全国各地で作品が見つかっている。
モニュメントは市政50周年の2004年、円空の功績伝承に取り組む地元団体「羽島市円空顕彰会」が市に寄贈。駅北口のロータリーに設置された。台座を含め高さ8メートルある迫力満点の木像が、新幹線の利用客を出迎えている。
だが設置から2...
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