FW前田直輝、チーム内の競争勝ち抜き『もう1個高いところの自分』見せる【名古屋グランパス】
2023年7月22日 17時20分
名古屋グランパスは22日、夏季の中断からチーム活動を再開した。今夏オランダ1部から1年半ぶりに復帰したFW前田直輝(28)にとっては、8月2日の天皇杯4回戦浦和戦(CSアセット港)が初の公式戦。状態を上げ、メンバー入りを目指す。
実績豊富なドリブラーが抱くのは「危機感」だ。今季のグランパスが武器とする快速FW陣。前田が加われば、新たな化学反応に期待できるが「まずはメンバーに入るところから勝負は始まってる。メンバーに入れるようにコンディションを戻して、アピールして、監督の信頼を勝ち得たい」と競争を勝ち抜く。
この日は、ミニゲームでFW永井、中島と同組になったが、FW陣の特長の理解は「まだまだ全然」。実戦での感触を重要視し「一個一個一日一日、ワンプレーを大事にしたい」と擦り合わせる。
オランダでは左足骨折で長期離脱し、悔しさを味わった。決意の復帰から約20日。「昔の俺じゃなくて、もう1つ高いところの自分を見せられるようにしたい」と旧知のサポーターも知らない姿を見せていく。
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