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【オリックス】コットン、救援で強烈な日本デビュー「バックス・バニー・チェンジアップ」さく裂で4回9奪三振

2023年4月25日 21時09分

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3回、登板したオリックスのコットン

3回、登板したオリックスのコットン

◇25日 日本ハム―オリックス(エスコンフィールド)
 オリックスの新外国人ジャレル・コットン投手(31)が救援でデビュー登板し、4イニングを3安打9奪三振の1失点だった。4イニング目の6回に3安打を集中されて1点を失ったが、最初の3イニングは落差のある「バックス・バニー・チェンジアップ」で日本ハム打線をほんろう。5回には森が逆転アーチをかけて、この時点では勝利投手の権利も得た。
 強烈なインパクトを残す3者三振でスタートした。3回から登板。アルカンタラを151キロのストレートで空振り三振、昨季までオリックスに在籍した伏見をフルカウントから得意にする落差の大きなチェンジアップで空振り三振、阪神からトレード移籍した江越もフルカウントからチェンジアップで空振り三振に仕留めた。4回は奈良間で4連続三振を奪い、野村も三振。5回は万波、上川畑。6回は江越、奈良間から三振を奪った。
 メジャー通算17勝を挙げた米国出身の右腕。オープン戦は4試合に登板して1勝0敗、防御率4・15。8イニング3分の2を6安打7奪三振6与四球の4失点(自責点4)だった。開幕は1軍から外れ、ウエスタン・リーグで3試合(先発2試合)1勝0敗の防御率2・08。22日(西武戦・京セラドーム大阪)に出場選手登録されていた。
 コットンは入団会見の際、得意のチェンジアップについて「バックス・バニー(米国人気アニメキャラクターのウサギ)をご存じですか? そういうイメージで急に止まって、また動き出す。それぐらいブレーキのかかった変化」と語り、三振を狙う武器とする。その言葉通り”宝刀”の切れ味を披露した。

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