驚いた千葉真一さん訃報… 極真空手の稽古でご一緒した思い出、アクションスターとして格好いい存在だった【山崎照朝コラム】
2021年8月30日 16時56分
新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった俳優の千葉真一さんの訃報には驚いた。暗いニュースだった。千葉さんは俳優になる前は器械体操の選手として五輪を目指すほどの実力者だった。体力に過信があったのか、ワクチン接種をしてなかったようだ。
アクション俳優で、たしなむスポーツは多彩。格闘技も極真空手4段を取得していた。大山倍達館長とは俳優になる前から極真会館の前身である大山道場に入門している。私の大先輩だが、ムエタイ(タイ式ボクシング)との異種格闘技戦で極真がブームになると、本部道場によく顔を出していた。大学生だった私は稽古でご一緒したこともある。組手は「役者なんで」と避けられていたが、アクションスターとして格好いい存在だった。
明るいニュースは腰の治療で1月から長期入院していたプロレスラーのアントニオ猪木さん(78)だ。入院中もYouTubeチャンネルでファンと交流を閉ざさなかったが「元気ですか、ダーッ!!」とコロナを蹴散らす“闘魂ガッツ”の退院報告。初代タイガーマスクの佐山サトルさんも難病と闘っている。佐山さんをはじめ猪木さんを師と仰ぐ選手は多い。退院は選手にも最高の朗報だろう。次はコロナが沈静化したリングサイドで会えるのを楽しみにしたい。
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