石浦神社に新石碑　越田さん祖父寄贈から100年

2021年5月3日 05時00分 (5月3日 11時47分更新)

祖父が寄贈した石碑（右）の横に並ぶ、自分が寄贈した石碑を見つめる越田宏さん＝金沢市本多町の石浦神社で

　金沢市本多町の石浦神社で一日、一九二一（大正十）年に建てられた参道横にある石碑の隣に、新たな石碑が建てられ、二日に披露された。

　同神社の氏子だった越田喜平（こしだきへい）さんが石材商として成功し、その感謝から鳥居と石碑を寄贈。喜平さんの孫にあたる宏さん（８２）＝金沢市菊川＝が、百年たった今年、新しい石碑を寄贈した。

　石碑は高さ三メートルほどで、創建当時の名前である「三輪神社」と記されている。宏さんは子どものころから神社の祭りに来るのが楽しみだったといい「神様と先祖のおかげでこの年まで元気でいられた」と感謝した。同日、除幕式があり、宏さんの親族が参加した。　（鈴木里奈）

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