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聴覚や言語障害者の電話サポート24時間化 来年度、公的制度に

2020年12月3日 05時00分 (12月3日 05時00分更新)
 病院の予約や荷物の配達依頼…。日常生活で電話を使う場面は多いが、聴覚や言語に障害がある人には難しい。そうした時、便利なのが手話通訳士らを介して電話ができる「電話リレーサービス」だ。日本財団(東京)が二〇一三年に開始したモデル事業は来年三月で終了。二一年度から公的な制度になる。二十四時間三百六十五日の対応が実現するなどサービス向上に期待が高まる。 (西村理紗)
 現在のサービスは、障害者がパソコンやスマートフォンを使って手話や文字で伝える内容を、オペレーターが電話をかけて相手に同時通訳する仕組みだ。情報の入手が命を左右する恐れさえあった一一年の東日本大震災で日本財団が被災者支援の一つとして実施。...

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