5月に開館30周年を迎えたクリエイティブ・スペース赤れんが

 山口市の芸術活動の舞台となっている「クリエイティブ・スペース赤れんが」(中河原町)で9日、開館30周年記念式典がある。築100年を超えるれんが造りの建物は40年前に取り壊しの危機に直面したが、市民たちが保存と再生、活用を訴えて、所有者の県に解体を踏みとどまらせた。改修を経て再出発し、今も多くの人に親しまれている。