スマートラックがUPM RFIDの買収を完了

アムステルダム--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- スマートラックがUPM RFIDの買収を完了

RFIDトランスポンダーおよびインレイを開発・製造・供給するスマートラックは本日、すべての関係当局による承認を得てUPMのRFID事業の買収を完了したと発表しました。

スマートラックとUPMキュンメネ・コーポレーションは2011年12月22日に契約を締結し、スマートラックがUPM RFIDを買収し、UPMキュンメネ・コーポレーションがワン・エクイティ・パートナーズとスマートラックの主要株主の1つが支配する持ち株会社のOEPテクノロジーを介してスマートラックの10.6%の経済的持ち分を間接的に取得することが定められました。

UPM RFIDはパッシブRFID製品の大手サプライヤーで、幅広いRFID製品に使用されるHF、NFC、UHF帯RFIDタグおよびインレイの開発と大量生産を行っています。UPM RFIDは、フィンランド、米国、中国の企業3社で構成されています。UPM RFIDのスマートラック・グループへの統合の一環として、各子会社は社名をスマートラックに変更します。

UPM RFIDの取引により、スマートラックはNFC、UHF帯RFIDタグおよびインレイの強力な製品群を提供できるようになり、スマートラックの世界的生産ネットワークの製造能力が強化されます。

スマートラック最高経営責任者（CEO）のクリスチャン・フィッシャー博士は、次のように述べています。「私たちは、UPM RFIDの経験豊富で有能なチームをお迎えできることを非常にうれしく思っています。この取引の完了により、最高の製品群、広範な技術基盤、最高の研究開発（R&D）能力、すべての周波数にわたる大規模な生産能力、世界のRFID業界の中でも最高のチームでお客さまをサポートできる態勢が十分に整いました。これらの要素と当社独自の精神により、卓越性、リーダーシップ、革新力、業績を今後何年にもわたってリードしていくことができます。」

統合後の事業活動では、RFIDトランスポンダーおよびインレイの開発・製造・供給会社としてのスマートラックの実績ある独自のビジネスモデルに基づき、最高のサービス、最高の品質、イノベーション、最高の価値をお客さまに提供することを目指します。

スマートラックについて：スマートラックは、RFIDおよびNFCトランスポンダーおよびインレイの開発・製造・供給をリードしています。当社は、アクセス管理、動物個体識別、自動料金徴収、国境管理、RFIDベースの自動車イモビライザー、電子製品識別、工業・図書館・メディア管理、クリーニング、物流、モバイル＆スマート・メディア、公共交通、小売など、多くの用途で使用されるトランスポンダーおよびインレイの量産品と個別生産品を生産しています。

eパスポートと非接触型銀行カード用の高品質RFIDインレイの世界的な市場リーダーであるスマートラックは、公共交通・図書館用製品のサプライヤーとして市場をリードしています。2000年に設立されたスマートラックは2006年7月に公開企業となり、オランダ法に基づく株式会社として取引されています（本社の登記地はアムステルダムです）。当社は現在、約3600人の従業員を擁し、世界的な研究開発、生産、販売ネットワークを維持しています。

ご質問については、スマートラックのコーポレート・コミュニケーション＆マーケティング部門ヘッドのTanja Moehlerまでご連絡ください（電話：+31 20 30 50 157、電子メール： tanja.moehler@smartrac-group.com、インターネット：www.smartrac-group.com、ツイッター：www.twitter.com/SMARTRAC_NV）

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