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ハイブ、SMエンタの株式取得合戦から撤退-カカオと協力で合意

  • 株式取得合戦が激化する中、SMエンタが適正な価格帯超えたと判断
  • カカオとカカオエンター、26日までSMエンタの株式公開買付け継続

韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所HYBE(ハイブ)は、エスエム・エンタテインメントを巡るインターネットサービス大手カカオとの株式取得合戦から撤退する方針を明らかにした。

  ハイブは12日、同日をもってSMエンタの株式取得に向けた手続きを中止すると電子メールで発表。カカオと傘下のカカオエンターテインメントとの株式取得合戦に伴う市場過熱の兆候を受け、ハイブの株主価値への潜在的な悪影響を考慮した上での決定だと説明した。

  SMエンタの株価は先週、最高値を更新。ハイブはカカオとの株式取得合戦が激化する中で、SMエンタが適正な価格帯を超えたと判断したという。ハイブ、カカオ両社が双方のプラットフォームに関連して協力することで合意したことも明らかにした。

  一方、カカオは別の電子メールで、同社とカカオエンターは26日までSMエンタの株式公開買い付けを継続するとともに、ハイブおよびSMエンタとのビジネス面での協力を強化していく方針を示した。 

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原題:Hybe Drops Its Bid to Acquire SM, Will Cooperate With Kakao (1)(抜粋)

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