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ソフバンクG出資の印OYO、15億ドル調達-企業価値100億ドルと評価

  • 創業者アガルワル氏やソフトバンクグループから調達
  • アガルワル氏は持ち株を3倍に増やすため20億ドルを投じる計画

インドのホテル運営スタートアップ、オヨ・ホテルズアンドホームズは創業者のリテシュ・アガルワル氏やソフトバンクグループ、他の投資家から15億ドル(約1600億円)を調達する。米国や欧州など海外市場での事業拡大を図る。

  アガルワル氏(25)は7億ドルを投じてオヨの新株を購入。持ち株を現在の3倍に増やすため20億ドルを使うと以前報じられた計画の一環。残りは既存投資家のソフトバンク・ビジョン・ファンドとライトスピード・ベンチャー・パートナーズ、セコイア・インディアから調達する。

  2013年に設立されたオヨの企業価値は約100億ドルと評価され、インドで2番目に評価額が高いスタートアップ企業となる。同社のサービスは世界80カ国以上で120万室に広がっており、中国では59万室を展開している。今年に入り米国にも進出し、客室数は60都市で7500室に上る。

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オヨ創業者のリテシュ・アガルワル氏

  アガルワル氏を巡っては、オヨの持ち株を10%程度から30%に引き上げるため20億ドルを投じる計画が7月に明らかとなったが、取引に詳しい複数の関係者によると、みずほフィナンシャルグループと野村ホールディングスが同氏の株式取得資金を融資しているという。

原題:
India Startup Oyo Raises $1.5 Billion at $10 Billion Valuation(抜粋)

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