河村たかし市長、「日本保守党」の共同代表に 百田尚樹氏の政治団体

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 名古屋市河村たかし市長は17日、作家の百田尚樹氏らと政治団体「日本保守党」の結党記者会見に出席し、共同代表に就任したことを発表した。河村市長が代表を務める地域政党減税日本」とは「特別友党関係」を結んだことも明らかにした。

 この日、河村市長は東京都内であった会見で、「身に余る光栄で共同代表になった。応援にとどまらんと百田さんと一緒に生きていかないかん」と語った。国政進出については「衆院選に出るか市長を続けるかはちょっと待っていただきたい」「(百田氏と)ちゃんといい人を立てるから期待しとってちょうでゃあ」と述べた。

 代表は百田氏で、事務総長にジャーナリストの有本香氏が就く。有本氏によると、河村市長は10年来の知人だといい、「政治の世界で戦っていくために欠けているのは政治の体験や実績」と2人で話を持ちかけたという。

 減税日本副代表で名古屋市前副市長の広沢一郎氏が日本保守党の事務局次長に就任するという。

 「総理を狙う男」を公言してきた河村市長。百田氏から「総理になるなら応援したい」と話を向けられると、「もっと生活感のある人間が国を引っ張っていかないかん。ぼんぼんか役人かなんてとんでもない。子どもたちに夢を、古紙屋の息子(河村氏)が総理になるなら『おれもやろうかな』ということになりますよ」とも語った。

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