NHK報道局記者が不正な経費請求疑い 第三者委で調査する方針

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 NHKは26日、報道局の30代記者が私的な飲食代を不正に経費請求していた疑いがあると発表した。不正請求は複数件に上るとみられ、外部の弁護士などでつくる第三者委員会を設置して調査する方針。第三者委の設置は、2008年に記者によるインサイダー取引が発覚して以来という。

 NHKによると、7月に不正請求があるとの情報が寄せられ、調査。昨年知人と飲食した代金数万円を経費申請した疑いがあることがわかった。本人が認めているかどうかについては「調査中のため、回答は差し控える」としている。第三者委では、この記者以外にも同じような請求がないか調べるとしている。

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