ネトフリがNHK番組にCM 基準抵触の恐れ「申し入れしたい」

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野城千穂 土屋香乃子
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 動画配信大手の米ネットフリックスが4日から始めた、視聴中にCMが表示される低価格プランで、NHKが制作した番組にCMが流れている。NHKが定める基準に触れる恐れがあり、NHKは10日の会見で、この問題でネトフリ側に詳細な説明を求めていると明らかにした。ネトフリは「契約の詳細についてはお話しできることはない」としている。

 ネトフリの広告付きプランは、欧米など12カ国で今月始まり、日本では月790円(税込み)で提供されている。現在NHKの番組は、連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年)やドラマ「透明なゆりかご」(同)などが配信されている。10日夕の時点で、広告付きプランで再生すると、番組の冒頭に大手損害保険会社や飲料メーカー、高級宝飾ブランドなどの15~30秒のCMが1~2本流れる。一方、幼児向け番組「おかあさんといっしょ」ではCMは流れない。

 公共放送のNHKは、放送法

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