安倍元首相の追悼祭、山口の赤間神宮で 「地元にとって大事な方」

水田道雄
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 7月に銃撃事件で亡くなった安倍晋三元首相の追悼祭が15日、山口県下関市阿弥陀寺町の赤間神宮であった。安倍氏の母親の洋子さんが会長を務める同神宮崇敬会の会員など、約40人の市民らが弔問に訪れた。

 安倍氏の遺影が祭壇に飾られる中、神事では安倍氏の政治家としての業績が紹介され、参列者一人ひとりが玉串を捧げた。水野大直(もとなお)宮司(57)は神事の後、「新年には公務がある時以外、欠かさず参拝していただいた。地元にとっても大事な方で、(亡くなってから)70日の節目に追悼の行事を執り行わせてもらった」と取材に対して話した。

 参列した市内の佐々木洋子さん(91)は「安倍さんにも奥さんの昭恵さんにも身近に接していただいた。本当に残念だ」と話した。(水田道雄)

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