「校内でもいじめ疑い」 旭川・遺族弁護団意見書 アンケートに記載

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本田大次郎
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 北海道旭川市で昨年3月に凍死体で見つかった市立中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が中1の時にいじめを受けていた問題で、遺族側の弁護団は21日、「学校内でも『仲間外れ』『無視』などのいじめを受けていたことが強く疑われる」との意見書を第三者委員会などに提出した。生徒を対象にしたアンケートに、いじめをうかがわせる記載があったという。

 調査を進めてきた第三者委は昨年11月、約850人の生徒らに対し、広瀬さんへのいじめを見聞きしたことがあるかなどを尋ねるアンケートを実施。アンケートや関係者への聞き取りを踏まえ、3月末の中間報告で学校外での6項目のいじめを認定した。

 今回の意見書で指摘したいじめをうかがわせる記載は、第三者委から提供を受けたアンケート結果にあったという。

 遺族側弁護団によると、28…

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