自転車であおり運転容疑、高校生を書類送検 「イライラさせようと」

自転車であおり運転の容疑で男子高校生を送検 岡山県警
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 岡山県倉敷市内の県道で、車に対して自転車であおり運転をしたとして、岡山県警は8日、同市の男子高校生を道路交通法違反(妨害運転)の疑いで岡山地検へ書類送検し、発表した。「イライラしていたので、(相手も)イライラさせてやろうと妨害した」と容疑を認めているという。

 書類送検容疑は6月28日午前11時すぎから、倉敷市中島から同市連島町までの県道約1・4キロ区間を自転車で走行中、急な進路変更や急ブレーキを繰り返し、70代女性が運転する後方の軽乗用車に危険を生じさせたというもの。女性は同日、倉敷署へ被害を相談。署はドライブレコーダー映像の解析などから高校生を特定したという。女性にけがは無かった。

 県警によると、昨年6月施行の改正道交法で新設されたあおり運転の規定が自転車に適用されるのは県内では初めて。

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