黒部ルート 名前つけて 2024年に一般開放 富山

田添聖史
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 黒部峡谷鉄道の欅平(けやきだいら)駅(富山県黒部市)から黒部ダム(同県立山町)に続く関西電力の工事用輸送路「黒部ルート」(全長18キロ)が2024年に一般開放されるのに合わせ、県は、ルートの新しい名称を募集している。応募者自身が考案したものを提案する以外に、「宇奈月黒部キャニオンルート」か「黒部宇奈月ヒストリアルート」を選択することもできる。ウェブサイトなどから応募できる。10月31日まで。

 富山県によると、黒部ルートは、現在も発電所の保守作業などに使われているが、関西電力による安全対策工事の後、一般開放されるという。蓄電池機関車などで内部を進み、地底の電源施設など電源開発の軌跡を見ることができる。また剱岳東側の「裏剱」と呼ばれる荒々しい山並みを楽しめるという。

 応募はウェブサイト(https://unazuki-kurobedam-route.jp/routename-boshu別ウインドウで開きます)やFAX(076・444・4404)から。(田添聖史)

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