野球殿堂入りの元日本高野連会長・脇村さんを表彰

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 第101回全国高校野球選手権大会が開催中の阪神甲子園球場で16日、第10日第2試合前に野球殿堂入りした脇村春夫さん(87)の表彰式があった。レリーフのレプリカを贈呈された脇村さんは「選手たちが楽しくプレーできるようお手伝いをしたい、との思いで高校野球に関わってまいりました。今後は時代の流れとともに進化していく高校野球のファンの一人として見守り、ますますの発展を心から願っています」とコメントした。

 脇村さんは日本高校野球連盟第5代会長として、球児らを対象とした現役プロ選手によるシンポジウム「夢の向こうに」の開催を実現するなど、野球界の発展に尽力した。自身も元球児で第31回大会(1949年)で優勝した湘南(神奈川)の2年生三塁手。東大では主将も務めた。

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脇村春夫さんのコメント全文

 野球殿堂入りするとは夢にも思っていませんでした。身に余る光栄であり、感謝申し上げます。選手たちが楽しくプレーできるようお手伝いをしたい、との思いで高校野球に関わってまいりました。2002年11月から6年間、日本高校野球連盟の会長としてプロ野球との関係健全化や指導者の育成にも力を注いでまいりましたが、今日このような前進をみることができたのは、議論を重ねながら、高校野球の発展を思い支えているたくさんの方々のご協力のおかげです。

 今後は、時代の流れとともに進化していく高校野球のファンの一人として見守り、ますますの発展を心から願っています。

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