おいてもけなげに生きるハチさんと見守る作者と家族の愛に涙がこぼれます。
うちも老猫を3匹見送った経験があります。猫は犬ほどは見た目も動きも歳とった感じにはなりませんが、それでもハチさんと似たようなことがありました。
直近で見送った猫は最後の一か月くらいはほとんど食べられない状態でしたが、それでも最後まで自力でトイレに行きました。トイレの帰りに力尽きて虹の橋を渡ってしまいました。
その頑張りを思うと今でも涙がこぼれそうになります。
ペットを飼ったことがある人ならだれでも涙してしまうハチさんと家族の物語です。
作者のハチさんを愛しく思う気持ちが心にぐいぐい来る良書です。
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