主人公とかおりの関係もバンドメンバーとなる雪見、新子のキャラもきちんと見せ場があってラストの盛り上がりに繋がって行く…
青春に年齢制限は無いのだ!!
熱い!笑える!…そしてホロリと泣ける!!!
学生時代にバンド経験のある人や、HR/HMが好きな人は必見!
爽やかな青春ものが好きなあなたも必読です!!

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1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (双葉文庫) 文庫 – 2011/6/16
五十嵐 貴久
(著)
井口美恵子44歳。ここまで大きな出来事もなく、至って平凡、至って健全な人生を歩んできた。だが、ひょんなことから同級生にバンドをやらないかと誘われる。あれよあれよという間にギターを持たされたわたし。演奏するには、ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」!『1985年の奇跡』『2005年のロケットボーイズ』につづく青春小説3部作のラストを飾る本作は、熱い家族の絆を描きます。じんわり涙ももちろんです。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2011/6/16
- ISBN-104575514373
- ISBN-13978-4575514377
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2011/6/16)
- 発売日 : 2011/6/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 384ページ
- ISBN-10 : 4575514373
- ISBN-13 : 978-4575514377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 660,150位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,963位双葉文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般的な主婦がバンドを組み、良くあるハッピーエンドになる、と思ってましたがやや違うストーリーに少し驚きました。が、現実の世界でも普通にありそうな展開にだなと思います。
2009年4月8日に日本でレビュー済み
『人並み』に大学を出て、就職して、結婚して、寿退社して、
子供を産み育ててきた、所謂『普通の主婦』が、半分事故に遭ったかのように、
破天荒な女友達に巻き込まれる形でバンドをすることになってしまう顛末を
描いたお話。
1995年の2/3は日本の外にいたので、1995年の日本をリアルに感じていた訳では
ないが、今は昔、旧小室ファミリーがミリオンセラーを連発していたことや、
『芸能人は歯が命』のCMが流行していたこと、そして、あの当時はようやく
女性が寿退社して普通の主婦になる以外の生き方が世間に浸透し始めていたこと。
逆に言えば、絶対的に正しいと信じて疑わなかったものが大きな音をたてて崩れ、
今まで以上に誰かに自らの運命を委ねるのではなく、自分の道は自分で
切り開かなければ生きていけなくなったことは少なくとも理解していた。
そして、その波がバンド活動という形で主人公に覆いかぶさって来て、
慌てふためく一方で、自分自身の潜在的な気持ちに気付いていく過程が
うまく描かれている。
そう言えば、本文では触れられてはいないが、作者が『Smoke on the water』を
選んだのは、日本語直訳ロックの『王様』が、ディープパープルの歌詞を
直訳して歌った『深紫伝説』がポテンヒットしたのが1995年であることに
何か関係があったのだろうか。
子供を産み育ててきた、所謂『普通の主婦』が、半分事故に遭ったかのように、
破天荒な女友達に巻き込まれる形でバンドをすることになってしまう顛末を
描いたお話。
1995年の2/3は日本の外にいたので、1995年の日本をリアルに感じていた訳では
ないが、今は昔、旧小室ファミリーがミリオンセラーを連発していたことや、
『芸能人は歯が命』のCMが流行していたこと、そして、あの当時はようやく
女性が寿退社して普通の主婦になる以外の生き方が世間に浸透し始めていたこと。
逆に言えば、絶対的に正しいと信じて疑わなかったものが大きな音をたてて崩れ、
今まで以上に誰かに自らの運命を委ねるのではなく、自分の道は自分で
切り開かなければ生きていけなくなったことは少なくとも理解していた。
そして、その波がバンド活動という形で主人公に覆いかぶさって来て、
慌てふためく一方で、自分自身の潜在的な気持ちに気付いていく過程が
うまく描かれている。
そう言えば、本文では触れられてはいないが、作者が『Smoke on the water』を
選んだのは、日本語直訳ロックの『王様』が、ディープパープルの歌詞を
直訳して歌った『深紫伝説』がポテンヒットしたのが1995年であることに
何か関係があったのだろうか。
2011年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
働き盛りの30代後半から40代にかけては生活の殆どが仕事になりがちですよね。青春を謳歌していた時のことなど考える暇もないでしょう。そんな忙しい生活を送っていると現実逃避したくなる時もありますよね。だけど現実を考えると中々行動に移せない、しまいには定年まで無駄に時間を費やしてしまうことになる・・・。そんなことをおぼろげに考えている私に「勇気」を与えてくれた1冊です。家庭を持つと友達付き合いも減ってしまいプライベート時間は家族のために費やして当然だと思われがち。話をする人は殆どが会社の人で、毎日に刺激がない!!この主人公の心の葛藤にはうなずけるところが多々あり、その行動力には羨ましささえ感じてしまいます。ルーティン化された日常に変化を求めている方はぜひ一読を。
2009年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(バンドをやったことがないためそう感じるのかもしれませんが)主婦がバンドやる・・・という設定がユニークでした。40歳を過ぎると男女を問わず、「これでいいのか?」とか「何かやりたいよな」と思うもの。
それがバンドで、やり始めた→人前で演奏してみたい→でも下手だしという葛藤
→ライブ、カタルシスというのは、わかるよなぁ・・・という感じです。
軽い感じですが、読んで楽しい本です。
文庫になったら、即買いをオススメです。
それがバンドで、やり始めた→人前で演奏してみたい→でも下手だしという葛藤
→ライブ、カタルシスというのは、わかるよなぁ・・・という感じです。
軽い感じですが、読んで楽しい本です。
文庫になったら、即買いをオススメです。
2008年3月7日に日本でレビュー済み
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の題名に惹かれ手に取った、初五十嵐作品。
舞台は阪神淡路大震災、続いて地下鉄サリン事件が起きた1995年。
主人公は、中学浪人の息子がいる44歳の主婦美恵子。
腐れ縁の幼なじみかおりの借金を肩代わりしたことで、コンビニでパートを始める。
前半は、40代主婦の誰もが持っている、自分の力ではどうにもならない現実の鬱屈感、イライラ、迷いを描き、
後半は、そんな4人が「バンドを組んで演奏する」という目標を見つけ、なりふり構わず疾走する。
高校時代、ステージで演奏する先輩や同級生を羨ましく思っていた私。
主人公同様の悩みを抱えた40代主婦であることも重なって、
恵美子が自分のことのように思え、一気に読んでしまいました!
独り言のようなツッコミに噴出しながら、家族の絆・友情・達成感に涙があふれました。
文句なしに面白かったです。
舞台は阪神淡路大震災、続いて地下鉄サリン事件が起きた1995年。
主人公は、中学浪人の息子がいる44歳の主婦美恵子。
腐れ縁の幼なじみかおりの借金を肩代わりしたことで、コンビニでパートを始める。
前半は、40代主婦の誰もが持っている、自分の力ではどうにもならない現実の鬱屈感、イライラ、迷いを描き、
後半は、そんな4人が「バンドを組んで演奏する」という目標を見つけ、なりふり構わず疾走する。
高校時代、ステージで演奏する先輩や同級生を羨ましく思っていた私。
主人公同様の悩みを抱えた40代主婦であることも重なって、
恵美子が自分のことのように思え、一気に読んでしまいました!
独り言のようなツッコミに噴出しながら、家族の絆・友情・達成感に涙があふれました。
文句なしに面白かったです。
2011年11月6日に日本でレビュー済み
娘が高校2年、息子が中学2年とほとんど手がかからなくなってきたこのごろ。息子のバスケの試合の応援にはいくけど、ミニバスのときほど毎週末に応援でもないし、この1〜2年は随分時間の余裕ができたな〜って、思ってたところでたまたまこの本を読みました。 家族のこと、友達のこと、自分のこと、笑えながらも色々なことに前向きになれる一冊。最後はみなぎるパワーに感動。ぐっときました。俺もなにか新しい事やるべ!!って感じです。
2007年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「1985年の奇跡」に連なる系譜の作品。44歳の主婦がバンド結成して、スモーク・オン・ザ・ウォーターをステージで演奏するまでを描いている。
バンドを結成しようという話になるまでが長く、やや退屈したが、そこからは快調なテンポで、時々笑いながら最後まで一気に読めた。ラストシーンまでの盛り上げ方は上手い。読後感も爽やか。最初はあまり乗り気ではなかった主人公が次第に夢中になって行くところが良かった。
1995年の出来事や流行などが懐かしく、主人公とその親友との掛け合いも笑えて楽しい。
映画「スィング・ガールズ」を髣髴(ほうふつ)させ、二番煎じかと思われるほど映像化しながら読むことができた。
ただしバンドに詳しい方、バンド経験のある方には物足りなく感じるかも知れない。この点が、マイナスポイント。
「1985年の奇跡」や「2005年のロケットボーイズ」が楽しめた方にはお勧め。
あまり深く考えずに、のんびり楽しむには良い。
バンドを結成しようという話になるまでが長く、やや退屈したが、そこからは快調なテンポで、時々笑いながら最後まで一気に読めた。ラストシーンまでの盛り上げ方は上手い。読後感も爽やか。最初はあまり乗り気ではなかった主人公が次第に夢中になって行くところが良かった。
1995年の出来事や流行などが懐かしく、主人公とその親友との掛け合いも笑えて楽しい。
映画「スィング・ガールズ」を髣髴(ほうふつ)させ、二番煎じかと思われるほど映像化しながら読むことができた。
ただしバンドに詳しい方、バンド経験のある方には物足りなく感じるかも知れない。この点が、マイナスポイント。
「1985年の奇跡」や「2005年のロケットボーイズ」が楽しめた方にはお勧め。
あまり深く考えずに、のんびり楽しむには良い。