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財務捜査官が見た 不正の現場 (NHK出版新書) Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 12個の評価

不正の構造にメスを入れる、啓発の書
詐欺、横領、粉飾決算、闇社会への融資――。組織がらみの不正は、当事者の破滅にとどまらず、企業の業績悪化、信用取引への影響など、社会にもたらすダメージも甚大だ。にもかかわらず、なぜ不正は繰り返されるのか。飛鳥会事件、梁山泊事件など、金融界を揺るがす経済事件の捜査にあたった財務捜査官が、メガバンクから公共機関まで、人が不正に手を染めてしまう構造に斬り込む。

■目次
第一章 「国のお墨付き」金融機関による大規模詐欺事件
第二章 公共機関とメガバンクが関与した三十年にわたる不正
第三章 マーケットに忍び寄る反市場勢力
第四章 銀行出身の捜査官
第五章 「ヤクザに甘い日本」の汚名を返上せよ!
第六章 「反社会的勢力」って何?
第七章 実践! 反社会的勢力対策
第八章 経営者よ、正しい企業風土をつくれ
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商品の説明

出版社からのコメント

昨年秋のみずほ銀行の不正融資問題を引くまでもなく、有名企業や公的機関を舞台とした不祥事は絶えることがありません。経営陣がそろって頭を下げる姿に既視感すら覚える今日この頃、「なぜ昔から組織は不祥事を繰り返すのだろう?」という疑問を抱かれた方も多いことでしょう。
そんな素朴かつ本質的なテーマに、組織ぐるみの不正と向き合い続ける著者が挑みます。
著者は、大手都市銀行行員から大阪府警の財務捜査官に転職したという異例の経歴の持ち主。大和都市管財事件、飛鳥会事件、梁山泊事件など、時代の折々で「失われた20年」を象徴するような大型経済事件の真相解明に奔走してきました。
自らが目の当たりにしてきた「不正の現場」がどのようなものであったのか、捜査官はカネの流れのどこに目を付けているのかを披瀝することによって、著者は不正に馴れきってしまった日本社会に警鐘を鳴らします。
大上段から正義を声高に叫ぶでもなく、ときに無知だったバンカー時代の自分を苦々しく思い出しながら、ときに非協力的な金融機関に対して感じた苛立ちをにじませながら事件の真相を綴る筆致は、説得力を持って訴えかけてくるものとなっています。
悪しき企業風土に染まりさしたる自覚もなく、或いは上層部の指示で致し方なく、不正の片棒を担がされて身を滅ぼすのは往々にして現場の人たちです。自らの身を守るためにも知恵をつけてほしいという著者の願いから、本書では実践的な反社会勢力対策のノウハウも伝授します。
「日本を蝕む組織不正の構造は、企業トップの意識改革によってしか変わらない」
著者からの、渾身のメッセージを受け止めていただければ幸いです。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00K5X52IM
  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2014/2/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/2/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 5876 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 92ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 12個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
12グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年2月2日に日本でレビュー済み
重要ないくつかの事件を通して、各事件に係る重要な要件をわかりやすくまとめて当該事件の問題がどこにあるのかを明示している。氏は銀行業に携わるものへのメッセージをところどころに記載しているが、十分会計の基本がわかっていれば面白く理解できる本である。またこの本から深くそれぞれの疑問を追求するの楽しみとしてはよかろう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月16日に日本でレビュー済み
財務捜査官の視点で書かれた本ですが、一般教養的な記述が多い印象です
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月24日に日本でレビュー済み
著者は、民間の金融機関から財務捜査官に転じられて、捜査現場で活躍、様々な得難い経験をされたに違いないと思われます。
講演などでお忙しくされているのも、きっと、そうした経験談や経験に基づくアドバイスが好評を呼んでいるものと推察されます。

しかし、残念ながら、本書は、講演でお話されている内容を文書化、書籍化することの難しさを証明するものとなってしまっています。
もったいない・・・。
やはり、守秘義務もあるでしょうし、本のなかで取り上げることの影響の大きさから、種々の事件の具体的な、それこそ捜査官であるからこそ見聞された事項は、さらっとした記述に止まり、臨場感が伝わってきません。
たとえば、経済事件の捜査を行う上で「銀行の壁」が存在し、著者もその「壁」に悩まされたと書かれているものの、具体的に、どのようなやりとりが「壁」になったのかはぼかされています。

また、ありがちな詐偽の手口を教えてくれるものでもありません。

さらに、財務捜査官に職業的関心を持つ人に、「どうすれば財務捜査官になれるか」の方法や「財務捜査官の日常」などを紹介してくれるものでもありません。

本書の内容は、経済事件や組織犯罪に関連する法令や制度の解説がメインになってしまっており、そうした意味では、元財務捜査官でなくても書ける内容がほとんどです。
経済事件や組織犯罪に巻き込まれないための防衛策らしき事項も最後の章に整理されていますが、法人ならいざしらず、個人ではなかなか困難なものとの印象です。
つまり、個人が、オレオレ詐偽や振り込め詐偽などに遭わないために、採用可能な防衛策とはいえません。

もう少し時間が経過して、もう少し柔軟性のある出版社から出版されるのを待った方がよいものと思われます。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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